学校には通った方が良いけど…
本音を言えば、学校に通って友達と勉強するのがベストです。学校は単に学ぶだけの場所ではなく、同年代とコミュニケーションが取れる場所。子供の頃からコミュニケーション能力を磨けば、社会に出ても必ず役立つからです。
しかし全員が学校に通えるとは限りません。不登校は問題になっていますが、必ずしも間違った選択肢ではないのです。例えばいじめ問題。最近は、いじめを超えた犯罪が横行しています。いじめを受けていて、なおかつ学校側も何もしない場合。学校に通う価値は、ありません。
フリースクールの存在
そこで目をつけたいのが、フリースクールです。フリースクールに集うのは、事情があって学校に通えなくなった子供達。「集団生活は大丈夫なのか?」と、心配の声もあるでしょう。フリースクールに通ったからとは言え、物事が全て好転するとは限りません。しかし、少なくとも学校に通うケースと比べると、子供達の負担はかなり軽減されるはずです。
サポートにつくのは、専門的な技術と経験がある人達ばかり。大きな助けになってくれるでしょう。
社会との繋がりが持てる場所
フリースクールは、社会との繋がりを持たせてくれる場でもあります。不登校の理由の1つとしてあげられるのが、居場所がないことです。家庭にも学校にも居場所がないからこそ、学校に通わず自分の殻に閉じこもります。
そこで「フリースクール」という居場所を作ることで、子供達に希望を与えることができます。学習意欲が出るかどうかは、また別問題。重要なのは「社会との繋がり」です。
フリースクールのタイプ
フリースクールには、色んなタイプがあります。例えば島根にあるフリースクールは、子供達の居場所を提供するパターン。子供達の考えを尊重して、1人1人にあったやり方で勉強を教えていきます。
他にも、医療機関と連携しているフリースクールもございます。病気で学校に通うのが難しい子供でも、フリースクールは優しく迎えてくれます。またフリースクールに通うのが難しい場合は、自宅に訪問するタイプもあります。