東京は1300万人が住む巨大都市。地下鉄を始め交通網は網羅され、とても便利な都市です。
今も昔も老若男女問わず、多くの人がその利便性の高さから都心に居を構えたいと物件を探しています。
新築マンションは現在も続々と建設されていますが、新築は億単位の物件も少なくない為、中古物件で費用を抑える人が増えています。
そこで今回は、東京で中古不動産を購入する際のメリットとデメリットをご紹介していきます。
中古不動産のメリットとは?
中古不動産のメリットは以下の3つです。
①価格が安い
中古住宅の最大のメリットは新築と比較して「価格が安い」ことです。
新築で立地や間取りを追及すると、予算を超えてしまう場合もあるでしょう。しかし中古ならば、同じ予算でより条件の良い、間取りも広い家を探すことが出来るのです。
②環境が把握しやすい
新築物件は、周辺にどんな人が引っ越してくるかわからないという不安があります。
一方、中古住宅は事前にご近所など生活環境を調べられるので、あとあと後悔するような事態は避ける事が可能です。
③実際の家を見ることができる
新築の場合、モデルルームの内覧と完成した住宅のイメージだけで申し込みをしなければなりません。
中古の場合は、実際に物件を見ることが出来るぶん、納得して購入することが出来ます。ですので、いざ住んでみて「こんなはずじゃなかった」というようなトラブルはないでしょう。
中古不動産のデメリットとは?
続いて中古不動産のデメリットを2つご紹介します。
①住宅ローン控除が受けられない場合がある
住宅ローン控除を受けるには次の条件のどちらかを満たしている必要があります。
● 築25年以内の鉄筋コンクリートの耐火建造物
● 築20年以内の木造住宅で一定の耐震基準を満たしている建造物
築年数が過ぎた格安物件の場合、住宅ローン控除が受けられませんので注意しましょう。
②修繕費が新築より早期に必要となる
築年数に応じて新築よりは早く修繕費が必要です。一般的に外壁塗装や上下水道などの水回りは築10年~15年で修繕が必要とされています。