これからのキャリアの考え方「ライフピボット」


自分の天職は見つかった!今回の転職は成功した!若しくは失敗した。

今後のキャリアはどうしよう、、、

そんな悩みを抱えている時に「ライフピボット」という本のyoutubeの本要約動画を見ました。

気になったので購入し読んでみると、これからのキャリアの考え方を覆される内容で驚愕しました!

「ライフピボット」は、これからのキャリアを縦横無尽に進んでいく方法を知るための最適な本です。

ライフピボットの重要性

ライフピボットとは、「経験の蓄積を足場として着実にキャリアを歩むための考え方」です。

ではなぜライフピボットを行う必要があるのかについて以下にまとめます。

①人生100年時代

現代社会は医療の発展や食事を十分にとることが出来ていることから、人生100年時代といわれています。

②グローバル社会による変化の加速

世界がインターネットなどでつながったことにより、グローバル社会となりました。

結果企業間の競争が激しくなり、企業が短命になってきている状況です。

以上の2点から、長期的なキャリア戦略は変化に対応できなくなってしまうためあまり意味がありません。

そのためこれからのキャリア戦略としては、目の前のことをこなしながら着実にキャリアを歩み、柔軟に変化していく考え方が最適であることがわかります。

これからのキャリアのベースとなる考え方

「ライフピボット」はどのように考えればよいのかというと、「自身の現在の職業や持っているスキルを基盤にし、それらから派生できる職業をリストアップしていく」ことです。

※本書では「ハニカムマップ」という6角形の図を使用して考えると可視化しやすいため、お勧めされています。

家電量販店の販売員を例にとると、派生としてあげられるのは?主任などのリーダー職、?実演販売などのパフォーマンスを必要とする職、?エンジニアなどの専門職、といった具合にあげることが可能です。

キャリア転換に必要なもの

では、キャリア転換に必要なものなんでしょうか?

本書では、「経験」と「偶然」の「蓄積」としています。

「偶然」は自分では操作できませんが、「キャリアの8割は偶然により決定されたもの」という理論もあります。

ここでは、「経験」という自身でコントロール可能な要素が重要です。

本書で紹介されている「蓄積」には3種類あり、それは①スキル、②人脈、③自己理解、としています。

この3つの要素を柔軟に使いこなし、「経験」と「偶然」を「蓄積」することで縦横無尽なキャリア転換が可能になります。

また、本書では「蓄積」のための6つのアクションなども紹介されていますので、気になる方は是非読んでみてください。

まとめ

現在は「人生100年時代」+「グローバル社会」となり、誰もが「長寿」+「変化に対応しなければならない」時代となりました。

そのような時代においては、長期的なキャリア戦略ではなく、縦横無尽なキャリア転換をしていく必要があります。

縦横無尽なキャリア転換を行うためには、現在の自分の職業や持っているスキルを基盤にし、派生できそうな職業をリストアップするところから始めていきます。

更に、このキャリア転換を行うために、私たちは「経験」と「偶然」を「蓄積」させることが重要です。