福山の竣工図はどのような場合に必要なのか

竣工図は誰が書くのか

竣工図は建築図面20種類ぐらいあるうちの1つです。
設計図が作成された後の工事などの変更後の完全形の図面のことです。
変更理由として材質の変更などを行いコストダウンを実現していることもあります。
排気やコンセントや照明の位置などが示してあります。
設計図と竣工図は、設計事務所が作成します。
リフォームの際や修繕または中古購入の場合に必要です。
新築の方は、竣工図は要望しないともらえないこともあるので必ず入手しておきましょう。
正確に残っていれば売却の見積もりの価格が上がることがあります。
福山で竣工図がない場合は、現地で再調査をするので費用がかかります。
階数や延べ面積などにもよりますが、数十万から数百万程度かかります。
1日では難しく、作成し直すので日数が必要です。
費用がかかる分売却価格の金額が下がってしまう可能性もあるわけです。

図面がない場合はどうすればよいのか

築年数は経過していればどこにあるのか分からなくなるケースもあります。
福山でも竣工図の再発行はされません。
法律で決まっているからです。
設計事務所は、竣工図を発行したら15年間は保存義務があります。
福山の竣工図も期間内であれば再入手は可能です。
ほかの図面でも確認できないことはありません。
設計事務所に相談してみてください。
再調査して作成してもらうことになった場合には必要な書類が2つあります。
建築計画概要書と建築確認へ検査済証明書です。
自治体に保管されてあり閲覧ができます。
設計事務所等が倒産して入手できない場合もあります。
精算中の場合は、管財人の弁護士がいますので請求することも検討してみましょう。
福山市のホームページでも弁護士を紹介されています。
不動産トラブルの専門弁護士も在籍しています。
初回は無料なので、竣工図を手に入れたい場合は相談してみるのもよいでしょう。