山口市の解体業は需要が高い?
近年、全国的に空き家や家の老朽化問題が急増しています。
空き家となってしまう原因には、家主が亡くなったものの、家を相続する人がおらずそのまま放置されてしまうことなどが挙げられます。
山口市でも人口減少や高齢化によって、
・家屋を相続する人がいない
・建物が老朽化しても直せない
という事態が多く発生しています。
この事態を重く受け止めた山口市は、2018年に「山口市空家等対策計画」を策定しました。
こうした背景から、山口市では解体業の需要が非常に高まっています。
解体業の詳しい業務内容は?仕事は大変?
解体業は読んで字のごとく、建物の解体を行う仕事です。
しかし、建物といっても木造建築、鉄鋼造建築、鉄筋コンクリート造建築など、様々な種類があり、建物の造りによって解体方法も変わることがあります。
そのため、解体業者には建築物についての幅広い知識が求められます。
また、解体業者として働くには、廃材や物資を運ぶ体力・筋力が必要不可欠です。
それに加え、解体に使用される重機を動かすには「車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込・掘削)」や「車両系建設機械運転技能講習(解体)」といった講習を受け、資格を取得する必要があります。
このように、解体業者は大変な仕事であることに間違いありません。
山口市の解体業者の求人事情
先述したように、解体業ではかなり体力を使います。
さらに重機の運転には危険が伴うため、細心の注意を払わなければなりません。
これらの背景から、需要が高いにも関わらず、現場は慢性的な人手不足に陥っています。
山口市も例外ではなく、求人サイトで解体業を探してみると多くの求人がヒットします。
山口市の解体業求人は
・アルバイト、正社員共に求人が多い
・給与は山口市の平均時給より高め
・未経験者でも応募できる
といった特徴が挙げられます。
時給や給与に関しては事業所によって違いはあるものの、山口市の平均より約2割増しの求人が多い傾向にあります。
未経験者でも応募可能という点においては「専門性が高い仕事なのに未経験で入社できるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
未経験可能と記載している解体業の事業所では、新人研修や重機などの資格取得サポート制度がある場合がほとんどです。
まずは、求人サイトで気になる事業所を探すところから始めてみましょう。