大ピンチの働き方改革!改善策は?

物流が大ピンチ

「働き方改革」の改正により、物流ドライバーの勤務時間に制限がかけられるようになりました。物流ドライバーが置かれている環境は、ものすごい過酷なもの。早朝から遅い時間帯までみっちり働き、ブラック企業も真っ青になるほどの労働。
過酷な環境は改善の見込みがなく、好き好んで働こうという方も少なくなっています。また利益も少なくなるため、ドライバーだけでなく物流会社全体にも影響が…。しかし、会社側が少し工夫するだけで、意外と簡単に問題は解決するのです。

社内環境を整える

まず見直すべきは社内環境。本来ならあってはならないことですが、物流会社の多くはパワハラが横行しています。とある物流会社では管理職のパワハラが酷く、女性社員のセクハラは日常茶飯事。一刻も早く辞めたいからと、嘘をついてでも一線を退いた方もいらっしゃいました。なお当該企業は「ドライバー募集」の求人が出ていましたが、人材確保はかなり難しいことでしょう。
パワハラやセクハラを辞めることが、物流が抱えている問題を解決する1番の近道と、言えるでしょう。

「NO」をしっかり伝える

何でもかんでも、顧客の言うとおりに動くのも考え物です。利益を出すために顧客優先になるのは、絶対条件。だからとはいえ「何もかも顧客の言うとおり」となると、従業員にかかる負担はものすごいものになります。
そもそも業者側は、顧客を選ぶ権利がございます。相手に無理強いをさせる顧客は「客」ではなく、ただの「迷惑様」です。毅然とした対応を取り、出来ないことは「出来ない」と伝えるのも一種の対策と言えるでしょう。

物流機械設置

物流機械設置をおこなうのも、1つの手ではあります。足立区には物流機械設置を手掛ける業者がありますので、意外と身近なもの。でも社内環境をしっかり整えない限り、どんなに高性能な物流機械を設置しても無意味になるだけです。
顧客は確かに大事ですが、もっと大事なのは従業員。従業員を守れば仕事の効率化にもなり、顧客の満足度も自然と上がるもの。「働き方改革」も変な方向ではなく、いい方向に影響が出るでしょう。