最近のITビジネスではオフィスだけでなく在宅でのパソコン作業がほぼ必須となっています。
スペックを見て選べばいいパソコンやモニターにこだわることは比較的簡単ですが、難しいのは在宅ワーク中に座り続けることになる椅子選びです。
場合によっては一日中座り続けることにもなるデスクチェアは正しく選んでおかないと作業効率の低下を招くばかりが健康を損なうことにも繋がります。
在宅ワークに使うデスクチェア選びの考え方
デスクチェア選びでもっとも重要なのは自分の体に合った形状のものを選ぶことです。
しかしこれは基本中の基本であり、かつ実際に試座して確かめないことには判断のできない要素でもあります。
そのため、まずは試座を行う前にある程度はお目当てのチェアを絞り込んでおくようにしましょう。
具体的に考えておくべきなのは、ビデオ会議を行う予定があるのかどうかです。
ビデオ会議ではデスクチェアが頻繁に映り込み、同僚や上司に目撃される可能性が非常に高くなります。
たとえば最近人気のあるゲーミングチェアは純粋に椅子としての機能も高く、高級オフィスチェアと比較すると値段も手頃です。
しかしビジネスの現場で利用することを考えると、そのデザインがビデオ会議の雰囲気に溶け込むかどうかまで考慮する必要があるでしょう。
高級チェアは中古品でも十分に代用可能
高級オフィスチェアは最低でも5万円以上、高いものになると20万円を超えるものも珍しくありません。
毎日長時間座り続ける前提であればそれだけの投資をする価値は十分にありますが、デスクチェアにそこまでのお金はかけられないという人が多いのも事実です。
そのため、選択肢として中古の高級オフィスチェアを考えてみるのもおすすめです。
高級オフィスチェアは耐用年数が長いため、美品状態を保ってい中古品を見つけることはそれほど難しくありません。
またオフィスの閉鎖や改装に伴って大量の在庫が中古市場に流れてくるタイミングが定期的に訪れるため、日頃から意識的にチェックしておけば定価の3割以下の値段で最高級オフィスチェアを入手することも可能になります。
ただし中古で購入する場合もショールームなどを訪れて正規品の試座は事前に行なっておくようにしましょう。
まとめ
デスクチェアは生産性と健康に直結するアイテムです。
特に中年以降の年代に入ったら寝具と並んで真っ先にアップグレードを考えるべきアイテムとも言えるでしょう。
デスクチェアは新品にこだわらなければ高級品であっても十分に手が届くものとなっています。
またビデオ会議を頻繁に行う環境であれば、デスクチェアにこだわって見せることで会社内での印象を上げる効果も期待できます。
費用対効果という意味でこれほど効率的な投資もそうはないので、一度はデスクチェアの買い替えを本気で検討してみることをおすすめします。