兵庫県は、日本のほぼ中央に位置し、多様な自然環境を持つ魅力的な地域です。美しいバラが咲き誇るスポットも数多く存在し、花好きの人々にとって絶好の観光地となっています。今回は、兵庫県下に点在するバラの名所の中から、特におすすめの3選を紹介します。四季折々の風景と共に、華やかなバラの香りに包まれた至福の時間を過ごしてみましょう。
兵庫県でバラの花が有名なスポット3選
さっそく兵庫県でバラの花が有名なスポットを3つご紹介します。まずは「荒牧バラ公園」(伊丹市)。広さ1.7ヘクタールに約250種、1万本のバラが咲き誇り、伊丹市生まれのバラも楽しめます。次に「姫路ばら園」(姫路市)では、750種、3,300株のバラが年2回見ごろを迎えます。バラを眺めながらカフェでリラックスできるのも魅力です。最後に「播磨中央公園」(加東市)の四季の庭では、95種2,500株のバラが楽しめ、毎年「春のばらまつり」も開催されます。このように兵庫県下の南部に多いものの、東西にバラが有名なエリアが点在しています。もし、近くにバラの花が楽しめるスポットがあったら一度訪問してみることをおすすめします。
バラの生産量日本一はどこ?
バラの生産量が日本一なのは愛知県です。1962年以降、花き産出額で全国一を維持し、2014年にはバラの産出額が約25億円と全国トップの実績を誇ります。愛知県はバラのほか、さまざまな花の栽培でも高い評価を得ており、日本の花き生産の中心地として知られています。バラの品種改良や出荷体制も整っており、全国に美しいバラを届けています。
バラの原産地は意外な場所?
バラの原産地は意外にもヒマラヤ周辺から中国西南部とされています。昔のバラは現在のような多重咲きではなく、一重咲きが主流だったと考えられています。野生種の「ノイバラ」のような一重咲きのバラがこの地域で多く見られることが、この説の裏付けとなっています。バラはヒマラヤ周辺や中国西南部からヨーロッパを経由し、再びアジアに戻ってきた花といえるでしょう。